●Thu, 2004-09-02 17:27
気持ちいい。超気持ちいい。
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「超」という言葉はどんなものなんかなあというようなことについてたまに考えたりします。
ちょう【超】
〔接頭〕名詞に付いて、程度がそれ以上であること、あるいは、それをさらに逸脱するものであることを表す。「超満員」「超高速」など。
国語大辞典(新装版)小学館 1988
要はなんかを超えているということですね。超えるという字なんだからまああたりまえですね。
なんかを超えている以上、超の後に続くものとはもう違うものなんだと思います。基本的に。
で、何について考えているかというと、超は「すごく」「とっても」という意味で使われてる気がするけどそれはいいのかなあ、というようなところです。
「超自然現象」とかいいますよね。これは自然界の法則を超えた不思議な現象ということだと思います。だから、「すごく自然なごくありふれた現象」という意味ではないんです。
こんなのはどうでしょうか。
「髪型変えてみたんだけどどうかな」
「超自然だよ」
とか。
超自然、は英語でいうとスーパーナチュラルですね。
supernatural
形
1 超自然の.⇒MIRACULOUS
2 極度の,信じられないほどの,神わざの.
3 神(特有)の;霊的な.
━ 名《the 〜》《集合的》超自然現象;超自然の力;超自然的存在.
〜・ly 副
〜・ness 名
プログレッシブ英和中辞典 第3版 小学館 1980,1987,1998
スーパーナチュラルで検索すると、化粧品とかそういうのもいろいろ出てきますけどね。すごいんでしょうか。
「超現実主義」というのもありますよね。これは横文字で言うとシュールレアリスムというかと思います。非合理なものや、意識下の世界を好んで表現する絵画のことですね。
なので、
「彼の考え方は超現実的だよ」
「このグラフィック、超リアルじゃね?」
とかはどうなんかな。
それとか「スーパーマン」というのはまあ「超人」と言ってもいいかとも思いますが、人間を超えた存在なわけであって、すごく人間味溢れる釣りバカ日誌のハマちゃんみたいなキャラではないと思うんです。
そんなところです。